遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

葛藤の日々

緊急事態宣言が再び発令されて、1週間以上が経過。

自分の周辺で変わったことと言えば、職場の出勤人数がさらに減ったくらい。

今の状況は、仕事上好都合なことも多々あるけれど、プライベートはそうではない。

遠い空の下の旦那と会うための予定が、全く立てられない。新年になって、まだ1度も会ってないというのに…

昨年春の緊急事態宣言時と同様、旦那の

「早く会いたい病」が再び始まった。


彼とは、時間ある時は、ちょこちょこ電話やらメッセージでやりとりしている。

だいたい他愛のないことばかりだけど、最近のメッセージは決まって、「早く会いたい」「今度いつ会える?」で終わる。

それを読むと堪らなく辛くなる。


少し前の状況なら、躊躇なくすぐ予定を立てたことだろう。

でも、この状況下でどうしろと?

高齢の親も抱え、身動きが取れない中で、「そっちに行っていい?」「こっちに来る?」ばかり言われると、返しようがない。


そんな自分は、気がつくと最近イライラしてばかり。普段は割と落ち着いているタイプなんだけど…何でだろう?

そう、旦那に会えていないからだ。


これまで、3週間に1度、どちらかの家で、週末を一緒に過ごすのが当たり前になっていた。

気持ちが押し潰されそうな時、旦那に会えば、どうにか頑張ることができた。

「会えるまで、あと数週間…もう少し頑張ろう!」

そう思うように努めてきた。

それが今は叶わない。


電話やメッセージだけでは満たされない。

やっぱり直接肌に触れて、そばで温もりを感じたい。

子どもが親に抱かれると安心するのと同じように、自分もギュッと強く抱きしめられ、胸の鼓動を耳にしたい。そうすることで、あらゆるストレスが軽減され、新たなエネルギーが身体の奥底から湧いてくる気がする。

誰でもいいわけではない。互いに馴れ親しみ、心から信頼している旦那だから…


昨年春の宣言中は、

「宣言が解除されたらすぐ会える!一緒にあれしよう!あそこに行こう!」

と、感染の恐れが消え、すっかり自由になるものと勝手に思っていた。


だが、現実はそう甘くはなかった。

今はもっと深刻な状況になっている。


人間誰でも、ゴールがあれば頑張ることができるものだ。でもこの状況ではゴールが遠すぎる、いや終わりが全く見えない。

今は何が正解で、何が不正解か、何もわからず、真っ暗なトンネルの中を、ただひたすらあてもなく歩いている感じ。


「淡々と…」とやり過ごすしかない、と思ってはいても、やっぱりそろそろ心のエネルギーが切れそう。

禁を犯して、会いに行っちゃうか?

いや、やっぱりダメだろう。

会いたい気持ちと、それを抑える気持ちが交差する。

ああ、どうしたら?

日々葛藤が続く。