遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

平凡な日々の中に幸せを…

あと数日で年越し。

長い休みは嬉しいけれど、年末年始の雰囲気って、人々が浮き足立ってワサワサするから、あまり好きではない。

普段は人が少ないところまで混みまくり、近所は帰省家族が大はしゃぎで騒々しい。

でも今年は少しだけ、いつもと様子が違う。

思えば、クリスマスもそうだった。


今年は25日が金曜日だったこともあり、旦那と一緒に過ごすことができた。

クリスマスだからといって、何か特別なことをするわけでもない。

食事は馴染みの小さなイタリアンレストラン。

大勢のお客が来ているかと思いきや、そうでもなく、個室に案内してもらえた。いつも賑わっている店が、実に静かだった。

普段と同じメニューを、同じ順にオーダーする。違うとしたら、せいぜいシャンパンで乾杯したことくらいかな?

いつもどおり2時間くらいで、店を後にした。

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マンションに戻り、風呂に入った後、洗い立てのダブルサイズのブランケットにふたりでくるまる。そしてソファーで、お菓子を食べながら、映画を観る…ああ、これぞ至福の時!

こんなささやかなことでも、一緒であれば、十分幸せだ。

………

翌日は、少し早起きをして、横浜の港へ向かう。風は冷たいけれど、日差しが明るく気分も上がる。

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去年もこうして同じ頃、ふたりで海を眺めていたな。そして海外旅行をはじめ、新しい年の行動計画をいろいろ話したりしたっけ。

 

予定では、一番過ごしやすい季節に、誰にも邪魔されず、異国で夢のような時間をふたりで過ごすはずだった。

 

だが…いざ年が明けてしばらくすると、夢とは駆け離れた現実が待っていた。

世界中が大変な状況になったことは言わずもがな。

身近では、母親の大病が判明し、手術に至るまで病院通いが続き、精神的にも肉体的にも疲れきり、一時は頭が変になりそうだった。

 

寄せては返す波を見ていると、そうした辛い思い出が、走馬灯のように過ぎて行く。

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青い冬の海を見ながら、旦那と話しをしているうちに、少しずつ平静を取り戻す。

それでも、

「この先、海外もいつ行けるか全くわからないし、これから楽しいことなんてあるのかな?」

と、つい嘆いてしまう自分。

すると旦那はこう言った。


ーー良い時もあれば、そうでない時もある。それが人生だよ。嫌なことが少しでもなければ、それで良しとしないと…

 

自分は小さく頷いた。

 

ーー春先に比べて、ゴウはやっと落ち着いたように見えるよ。

旅行なんか出来なくてもいいじゃないか。こうやって毎月逢えて一緒にいるだけで、俺は嬉しいよ。

 

彼の言葉を聞き、目頭が熱くなってしまった。

確かに旦那の言うとおりだ。

緊急事態宣言が出ていた時は、数ヶ月全く逢うことが出来なかった。その間、彼はどれほど心強く支えてくれたことだろうか…

逢えなかった時のことを考えれば、今はずっと幸せだ。

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最後に…

今年も何となく、愚痴だったり、惚気など、とりとめもなく書き綴ってきた。

ブログを書いていて一番嬉しいことは、★やコメントをもらうこと。

特に、寄せてもらったコメントを読むと、

「ああ〜なるほど!そういう見方や考え方もあるんだ!」

と、ふと気づかせられることがある。

今年も★やコメントをくださった方々、ありがとうございました!

 

それでは、どうぞ静かな年末年始をお過ごしください。