遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

遠距離夫夫の記念日

今月は、旦那と出逢った月。

その日は年によって当然曜日が異なるので、いつも一緒に過ごせるわけではない。

そうなると、その前後の週末が、これまで長く付き合ってきたことを祝う、大事な日になる。


去年の記念日は、ちょうどリフレッシュ休暇を取得し、海外でまるで夢のような時間をふたりで過ごすことができた。

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(去年現地で撮影)

 

これまで何度も書いてはいるけれど、旦那と出逢ったのは、2丁目の飲み屋。

ひとりで飲んでいるところに、偶然彼がやってきて、一目惚れ。時間が経つのも忘れて話し込み、気づいた時は朝だった(過去記事『2丁目の出逢い』参照)
cherrybeargo.hatenablog.com

自分はそれまで飲み屋で一晩過ごすようなことは、一度もなかった。その時はただ彼とずっと一緒にいたくて(店のスタッフに取られたくないっていう思いもあったけど)、ここで帰ったら「もう二度と会えないかも」ってどこかで考えていたんだろう。


人生に「if」なんて言い出したらキリがないけれど、「もしもあの時、朝まで店に残らなかったら…」「もしも翌朝空港に行かなかったら…」、きっと旦那とは付き合っていなかっただろうな。そして自分は誰とも付き合うことなく、日々「(街や電車で見かける)あの人いいな〜」「こんな人と出会いたいな〜」なんて思い巡らしながら、独り悶々と暮らしていたに違いない。


それが、旦那と付き合いだしたことで、自分の人生は大きく変わった。


海外にも行くようになり、英語やドイツ語も勉強するようになった。そして何より、少しずつ自分に自信が持てるようになったのだ。


彼と一緒にいると、いろいろなことに気づかされる。そして人生はちょっとした行動がきっかけで、大きく変わることもあるとつくづく思う。


でもあの時は、まさか自分が遠距離で付き合うことになるなんて、そしてこんなに長く続くとは…予想だにしなかった。


長く付き合っていれば、もちろん喧嘩くらいする。最初の頃は、何度も関係を終わりにしようとさえした。

いろんなことを乗り越え、今ではようやく「遠距離夫夫」みたいな関係になっている。


あれから知らぬ間に時間が経ち、気がつけば出逢って16年。


相変わらず「遠距離」というハードルはあるけれど、それでも関係は毎年深くなっている。


今年も一緒に出逢えたことをふたりで祝うはずだったのにな… 

それが突然のコロナ禍により、自分は職場の子どものいる社員の仕事をするため、急遽毎週土曜日も出勤することになってしまった。


しばらくずっと逢えないけれど、旦那を大切に想う気持ちに変わりはない。むしろこういう時だからこそ、この想いは強くなる。


「遠い空の下に旦那がいて、いつも自分を支えてくれる」


そう考えるだけで、自分は強く生きていける気がする。

 

今年の記念日はそんなことを、電話で伝えてみようかな…