遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

逢えるのはいつになるやら…

ここのところ、職場がコロナウイルス騒動に振り回され、バタバタが続いている。

政府が突然の方針を出すたびに、勤務先も右往左往。

今月開催する予定だったイベントや会議類は全て中止。

「キャンセル料は?」

「代替開催は?」

「休止はいつまで?」

先週、社内はその対応に追われた。


さらに今月から、突然全小中高が休校になってしまったことで、自分の所属する部門では、子供のいる社員についての特別休暇付与など、話し合いが続いていた。こんな時、どうしても自分のような独身者にはしわ寄せがくる。


時差通勤が導入されても、自分は立場上、

「朝早く来て遅く帰る」という状態。

いろいろ社員からのクレームやら不安などの問い合わせで、疲労困憊。


自分はさほど気持ちの切り替えが上手でないので、仕事で煮詰まっているとそのことしか考えられないタイプ。

そんな時は旦那とのやりとりも自然と疎かになる。


旦那の仕事先はフレキシブルな勤務が可能なところ。地方都市のため、どこかのんびりしている。

当初この時期、彼は英国出張するはずが、感染拡大で延期…代わりに在宅勤務と春休みを取るという。


少し前までは、彼と毎朝電話していた。でも自分がいつもより早く家を出なければならなくなり、しばらく朝は電話なし。


オフィスに着き、早々から会議でイライラしている中、彼からスマホにメッセージが届く。


「おはよう。今朝は卵焼きとソーセージ作ったよ。今度一緒に食べよう!」と写真付きだ。


(相変わらずのんびりしてる…)


さらに

「今週末そっち行ってもいいかな?」と。


会議中なので、返事はせず、スマホを急いでスーツのポケットへ仕舞う。


2時過ぎにようやく会議が終わり、15分くらいで昼食を済ませる。2時半から別の会議。所属部署は会議だらけだ。


そこへ誰かが、

「近くのビルに感染者が立ち寄ったらしくてニュースに出てる!」と騒いでいた。

自分のいるオフィスのすぐそばのビルだ。

もう何処に感染者が居ても不思議ではない。自分のいるビル内、いや同僚にだっているかも。

 

また旦那からメッセージがきた。

「お昼食べるよ。豚カツ定食だよ。君は何食べた?」

オフィス内がざわついている中、旦那のメッセージがあまりに能天気に思えた。

そこで、「近くのビルに感染者が出て不安」とだけ送る。


するとすぐに返事がきて

「そうなんだ。でも大丈夫だと思うよ。ところで週末はそっち行っていい?」


(大丈夫って何で?それどころじゃないよ!)


買ってきたパンを急いで流し込み、旦那には返事もせず、会議に向かう。

あれやこれやで、その日仕事が終わったのは午後9時過ぎ。

結局、3月中の土曜日は、複数の社員が、小学生の子どもがいる社員の代わりに休日出勤することに…もちろん自分もそのひとり。


ふと気がつくと、スマホには、旦那からまたメッセージがきていた。


「同僚らと飲んでるよ」と写真付き。

さらに

「週末行くけど、どこで食べようか?」

 

(こっちは全然余裕がないのに…)

深い溜息が出た。


旦那に逢いたい気持ちは山々だ。

でもこんな時は少し控えないと…

今月いっぱい土曜出勤となった以上、しばらくそれは叶わない。しかも新幹線で移動するならリスクも当然高くなる。


「3月は全て土曜休日出勤になった」

とだけメッセージを送る。


旦那から返事はこなかった。

夜遅く家に戻って電話をしたが、やっぱり出なかった。

 

コロナウイルスがもたらした隙間風…逢えるのはいつになるだろう?