先週金曜、旦那が家に来た。
年内会えるのはこれが最後。
今年もクリスマスが平日だということもあり、この日にイベントっぽいことしようか?ということになった。
それなのに、彼が到着する日に限って、また勤務先の部内の忘年会が入っている。
何で金曜に設定する?o(`ω´ )o
翌日休みだからいいだろ?っていう配慮のつもりかもしれないけれど、余計なお世話じゃ!週末にやるな!って感じ。
断りたかったけれど、立場上さすがに逃げるわけにもいかず…
それと他の忘年会で、同じ立場で年も結構いってるのに、メールでいろいろ言い訳して来ない男がいて、それが何とも見苦しい。
結局、旦那には鍵を渡してあるので、先にマンションで待っててもらうことにした。
………
金曜の21時過ぎ、ようやく飲み会がひけて家路へ急ぐ。
自分のマンションに着き、下から自分の部屋を見上げると、灯りが煌々とついている。
「旦那があの部屋で待っている」
そう考えるだけで自然と気分が上がる。
マンションのエントランスに入る際、敢えてインターホンを鳴らしてみた。
「お帰り…寒かっただろ?」
ルームウェアに着替え、すっかり寛ぎモードの旦那。ドアを開けて出迎えてくれた。
部屋が明るくて暖かい!
エアコンがついているから当たり前なんだけど、普段はひとり寂しく、真っ暗で冷えた部屋に帰宅するせいか、妙に嬉しくなってしまう。
(自分の帰りを家で待っていてくれる人がいる…)
当たり前のようなことが、こんなに幸せなことなんだと実感する。
風呂から上がると、彼がホットワインを作ってくれていた。オレンジとシナモンの香りがリラックスを誘う。
飲みながら一息。
「今日の飲み会でさ〜●●が▲▲でさ…」
ホントどーでもいい、他愛ないことを話す。
それはとても心地がよく、至福のひと時である。
(幸せって、こんな時間なのかもしれない)
就寝時、一緒に寝ている彼に尋ねてみる。
「幸せだって感じるのはどんな時?」
「……」
「ねえ!」
(照れくさいのかな?)
「ねえ、聞いてる?」
「ングああああ!!!」
凄いイビキ!!(@_@)
うちに来るだけで疲れちゃったんだね。
そう、現実はこんなもの。
映画やドラマに出てくるゲイカップルの寝室のようではない。想像の世界とは違うんだ。
それでも旦那がそばにいるだけで幸せだ。
たとえ会えるのが3週間に1回だけだとしても…
(旦那からのクリスマスプレゼント)