遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

遠距離開始記念日に向けて…

今、手元に2枚の航空券(正確にはeチケット控え)がある。

この春、旦那とヨーロッパに行くためのものだ。


昨年、勤務先で加わったプロジェクトが無事終了したことで、5日間のリフレッシュ休暇が付与された。


過去にも特別休暇が付与されたことはあったけれど、数日しか使ったことがない(同僚も殆どそんな感じ)。

いくら働き方改革云々と言っても、年末年始や夏季休暇以外で1週間近く休みを取るのはなかなか難しい。少なくとも自分の勤務先では…


だが最近、

「やりたい事はやれる時にやる!」

と決めたので、躊躇しつつも今回は即使うことにした。


もうひとつ決めた理由。

それは、旦那と出逢った日と旅行日程が合わせられそうなので、ちょうどいい記念になるかと…


そう、旦那とは「遠距離」で付き合って、もうすぐ15年近くになる。


今でこそ、それが当たり前になっているけれど、やっぱり「遠距離」での付き合いは想像以上にいろいろあって、正直よくここまでやってきたものだと、我ながら感心してしまう。

もちろん「遠距離」だからこそ続いている面も否めない。

 

「遠距離」で付き合うと聞くと、なるべく避けたいと思いがちだが(自分もそう思っていた)、すべてが辛いことばかりではない。

なかなか会えないからこそ、会えた時の喜びもひとしおで、濃密な時間を過ごすことができる。


去年ブログにも書いたけど、旦那との出逢いは、本当に偶然なものだった。


いざ付き合い始めたものの、当時は若かったこともあり、なかなかその状況に慣れることができず、自分の気持ちも不安定で、関係がいつ終わってもおかしくないと思っていた。


会えない日が続いた時は、幾度もう終わりにしようと思ったことだろうか(旦那はそんなことを思ったことはないと言う)。


それでも、1年が過ぎ、3年、5年と節目を迎えるたび、彼を信じる思いも強くなり、10年以上過ぎた今では

「彼と一生を添い遂げよう。自分が彼を守ろう!」

という気持ちにまでなっている。


毎年出逢った日は、偶然出逢えたこと、そして長く付き合っていられることに、改めて感謝する大切な日でもあるのだ(もちろん毎年その日に会えるとは限らない)。


そういうわけで、今回予定している春先の旅行は、少し早いけれど、15年に向けた記念のような意味合いがあるものと思っている。


一方旦那といえば、


「え~そんなにもう経つんだ。俺ってまだまだ若く見えるだろう?」

だって。

あの~そんな話はしてないんだけど…(^_^;)

まあ、いいや(^^)


今でもたまに出逢いの場である二丁目に飲みに行き、隣り合った人と話した際、

「彼氏と遠距離で付き合って10年以上」って言うと、結構びっくりされる。


そんなものだろうか?

ブログを始めて、他の人のブログをいろいろ読んでいると、10年くらい付き合っているゲイカップルは少なくないような…中には20年以上の“ご夫夫”もいらしたり(遠距離じゃないだろうけど)。

まあ、10組のカップルがいれば、10通りの付き合い方があるはず。


思えば、昔は自分のことを棚に上げ、まだ見ぬ相手の顔や体型のタイプなど、あれこれ理想ばっかり言って浮ついていた気がするな。

それが、旦那との付き合いを通じて、少しずつ変わり始めた。


これまでは若いこともあり、物事を刹那的、短絡的に考えがちであったけれど、距離があることで、辛抱強くなり、落ち着いて熟考できるようになったと思う。


もちろん年齢を重ねていくことで自然とそうなったのかもしれない。

でも旦那の言動から影響を受けたのは間違いなく、長く見守ってくれた彼には、ただ感謝しかない。

そのことをしっかり胸に刻み、これから先、20年、30年と、ずっと彼を大切にしていかなければ…


春の旅行先では、近い将来一緒に暮らしていくための話もできればいいな。


そんなことを考えながら、来たる記念日に向けて、今少しずつ旅の予定を練り始めている。