遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

旦那の女友達

先週末、久しぶりに旦那の家に行った。

だいたい3週間に1回、互いの家に行ったり来たり。それが10年以上も続いている。

ただここ暫くは、旦那の親の介護の事もあり、彼が自分の家に来ることの方が多かった。


部屋に入るなり少しビックリ!

こざっぱり片付いていたという事の他、雰囲気がだいぶ変わっていたからだ。


無機質な感じであったのに、急に暖かみのある色合いの部屋になっていた。

ソファやベッドなどのカバーが明るくなったことに加え、クッションやテディベアまで飾ってある。

リビングには、アロマディフューザー、観葉植物もいくつか。


「一体、どうしたの?これ全部自分でやったの?」


すると旦那は、


「Yさんがやってくれたんだよ」


と照れくさそうな笑みを浮かべる。


(ああ…Yさんか)


Yさんというのは、旦那の仕事仲間であり、旦那がゲイであることを告白した女性の友達である(過去記事「旦那が打ち明けた相手」参照)。

cherrybeargo.hatenablog.com

 

旦那は、以前自分に会わせたがっていたが、結局予定が合わずそのままになっていた。

(自分が嫌がったというのもあるんだけど)


Yさんは米国人のご主人とふたりで生活しており、頻繁に旦那の家に来ては、食事を作ってくれたり、いろいろ家事をしてくれているとのこと。


洗面所に行くと、GWに海外で一緒に買ったフレグランスの瓶たちが綺麗に並んでいる。それらは今まで無造作に棚に置かれていたものだ。


さらに、鏡の横には、見たこともないチューブが…

見ると、「目元ふっくらクリーム」と書いてあり、思わず吹き出してしまう。

聞けば、旦那が前から目元の下の弛みを気にしていたのを聞いて、Yさんが買ってきたらしい。

 

(こういうのを“女子力が高くなった”というのかな?)


そういえば、最近旦那は、Yさん夫婦といろんな店に出向いては、食べ物や店内の様子を写真におさめ自分に送ってくる。それも絵文字付きで…少し前だったら考えられなかったことだ。


(それにしてもあまりにYさんに影響受け過ぎだよな。Yさんもご主人が居るのにどういうつもりなんだろう?)


Yさんは、米国人のご主人と結婚前、旦那に告白した過去があり、実は彼を今も好きなのかな?って思ってしまう。

 

旦那に思わずその気持ちをぶつけてしまう。

 

すると、

「最近彼女、BL小説やドラマ、映画にはまってて、俺たちをそういう目線で見てるんだってさ。いろいろネットでゲイブログとかも読んでるらしいよ」

と何やら楽しそう。


(び、BL?ぼーいずらぶ?のこと?)


“ゲイのブログとかも読んでる”というのが少し気にかかったけど…

どうやら彼女は、少し前まで夜遅くやってた話題の連ドラとかの影響を受けているらしい。


(なるほどね…ありそうな事だ)


最近、旦那がお揃いのジャケットや色違いの腕時計をプレゼントしてくれたのもその影響かな?

一緒に旦那とYさんが買い物に行くと、

 

「これ、彼とふたりで着たらどうですか?」

とYさんが勧めてくるんだとか。


付き合い始めの頃の旦那は、お揃いのアイテムを持つことなんて全然興味もなかったのに、この変わりよう!


さらに彼から、こんな言葉が…


「指輪を買おうよ!お揃いの!」


(ゆ、ゆびわ???)


最近自分は、クールビズが終わったばかりということもあり、ネクタイも腕時計も着けるのが面倒になっていた。

どうも、“拘束される”ものが苦手になってきているのだ。

しかも自分はアクセサリー類をつける習慣がない。

そんな時に、指輪っていうのは…ドラマに同じようなシーンでもあったんだろうか?


思わず小さな溜息が出てしまう。


あれ?

自分でもおかしな気がしてならない。

以前なら、ペアリングに憧れた時がなかったわけではない。

今でもつけるのが気恥ずかしい、鬱陶しいというだけで、指輪をもらったらきっと嬉しいだろう。

でも何だろう?このモヤモヤ感は…


(Yさんにまた焚きつけられたのかな?)

 

Yさんが身近で旦那の面倒をいろいろみてくれることはすごく有り難く、感謝している(彼女が好きでやっているのかもしれないけど)。


ただ、旦那の一連の言動が、Yさんという女性の影響だと思うと、何ともいえない気分になるのである。

 

これって一時的な微熱みたいなものなんだろうか?

そうならいいのだけれど…