遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

お連れサマ

ようやく涼しくなったので、久しぶりに仕事帰り、銀座まで足を伸ばしてみた。


普段忙しくてなかなか行けないけれど、銀座を歩くと、いつも気が晴れる。

立ち寄り先は、主に阪急、GINZA SIX 、MATSUYAなどのデパート。

 

デパート巡りをすると、今世の中で何が流行っているのかを知ることができる。

 

夏の間は暑さのせいか、全く購買欲が湧かなかった。でも「そろそろ秋冬物を…」と思い始めたということは、やっぱり季節は変わりつつあるんだ。


どれどれ?

お気に入りのショップを覗いてみる。

おお!自分好みのスーツがあるではないか。


手に取ったのは、ダークネイビーのもの。

光沢を抑えた滑らかな生地。

 

しょっちゅう買い物をするわけでもなく、いつもなら買うか否か、数日くらい迷うところだが、今回は即決。

気づいたら、試着室で裾上げをしてもらいキャッシャーへ。

 

物を買うというのは、何て楽しいことだろう!

特にスーツやネクタイを買うと、「新しい可能性」を手にしたようで、気分が上がる。


試着室で、“ウエスト行方不明”だったという都合の悪いことも一瞬で忘れてしまう(^_^;)


服を見たり、買うときは、自分のペースでゆっくりぶらぶら1人で行くのが好き。


でも旦那は違う。

ショップに自分を連れ、

「これ着てみたら?あれは俺に合うかな?」と、こちらに勧めてみたり、彼もいろいろ手に取り意見を求め、試着などを繰り返す。


正直、ふたりの着る物の趣味は全く異なる。

自分がシンプルで飽きのこないトラディショナルなデザインで、色は紺や黒などを好むのに対し、旦那は鮮やかな色や独特のデザインのものに惹かれるみたい。

なので、もしも旦那が自分に何かを勧めてきたたところで、自分の選ぶものがそう大きく変わることはない。

せいぜい、彼がショッキングピンクのネクタイをチョイスしたら、それを置き、桜色を選び直すくらい。


ふたりで服を見ていると、決まって店員がやってくる。


誰かが、

「ふたりで来ていると店員は勧めやすく、買わせやすい」

と言っていた。


そんなもんかね???


確かにどちらかが品を手にすると、すぐに

「ご試着します?色違いもありますよ」

とグイグイくる。


旦那が試着をすると店員は、


「よくお似合いですよ~。ねえ?」


と、ニッコリ営業スマイルを浮かべ、

こちらにも同意を求めてくる。


よせばいいのに、つい自分もあれこれ

「もう少し大きめのものあります?」

など尋ねてしまう。

まさに格好のカモ(^0^)


ところで、店員にとって、

旦那と自分はどういう関係に見えるんだろう?


友達同士?……見えないな。

兄弟?…顔が全く似ていない。

義兄弟?…ちょっと無理がある。


やっぱりゲイカップルって思われるのかな?


店員も困るだろう。

男女なら、

「奥様、彼女さん、ご主人様、彼氏さん」

で済むけれど、自分と旦那の場合は呼びようがないみたい。

まあ売れれば何でもいいのだろうけど…


先日笑ったのは、

「お連れサマ」

まあ…間違ってないよね(^_^o)

まるで、温泉宿に来る不倫カップルに、女将が声をかけるときみたい。


でも別の日、旦那が試着中、

店員が自分に向かって、

「いい息子さんですね~」

って言ったときは、ただただ苦笑。

後で旦那に告げたら、かなり不機嫌になった。


たまのことならいいけれど、ふたりで買い物に行くのは、いくら相手が旦那とはいえ、結構気を遣うんだ。


やっぱり買い物はひとりがいい。

さあ、今日も帰りにどこか行ってみようかな?