遠距離恋愛ゲイの独り言〜ふたたび

旦那と15年以上遠距離恋愛しているゲイのブログ。日常の些細な悲喜交々を気の向くままに。

大人になってからの「習い事」

今、習い事って、何かしてますか?


スポーツクラブに通うとかいうのでなくて、誰か先生から教えてもらうようなこと。


たとえば、料理、音楽、ダンス、ワインスクールとか、いろいろあるよね。


自分の場合、旦那と一緒に過ごせないひとりの時間をやり過ごしたいということもあって、「英会話」と「ストレッチ」を週1ペースで。


「英会話」は、海外旅行がきっかけで始めたんだけど、日常会話程度までは何とかできるようになってから楽しくなってきた。今でも続けている。


「ストレッチ」は、4年くらい前から。

もともと腰痛気味だったので、その改善とリラックス気分を味わいたいから。

終わった後、効いてるな~ってそれなりに楽しんでいた。

少なくとも今年の1月までは…


新年早々スタジオに行くと、新しいインストラクターがいた。

前のイントラは自ら辞めたのか、クビなのかはわからない。


新しいイントラは、「叶○○のお姉さん」と「泉ピ○子」を足して割ったような人。


え?

さっぱりわからない?


つまり、人工的な若作りで、口元は真っ白なセラミック歯を見せながらも、目は全く笑ってない。そして喋ると下品でやかましい。そんな感じ?

その人が新しい担当だという。


もともと小さなスタジオなので、「ストレッチ」のクラスを受け持つのは彼女のみ。


一目見て、

「この人はきっと自分と合わないな」って思った。


そういうのってだいたい当たるんだよね。

これまで生きてきた中で、第一印象が悪くて、後になって印象が良くなった人って、ひとりも居なかった気がする。


教室が始まるとその予感は的中。

ストレッチのスキルは確かに高いレベルだと思ったが、超お喋り!


1時間のレッスン中、その口は一瞬たりとも閉じられたことがない。それも殆ど自慢話。

とにかく彼女は「家族自慢」「自己礼賛」が凄いのだ。


曰く

「旦那はプロサーファー、娘はグラビアモデル、息子はセミプロサッカー選手で、大の仲良し!みんな稼いでくるからお金も使い切れないくらいある!」らしい。


家族の名前は明かさないから、調べようもなく、本当かどうかはわからない。

でも、はっきり言ってストレッチと何も関係ない。


聞き流してればいいのだろうけれど、それに絡めて、自分を含めたクラスのメンバーに、私的なことをいろいろ聞いてくる。まるで土足で踏み込むように…


「奥様は?おいくつ?共働き?」

「お子さんは?何人?いくつ?」


レギュラーメンバーはいつもだいたい6人。

うちの近くに住んでいる顔見知りの爺ちゃんと婆ちゃん夫婦。後は自分と同じ或いは少し上の男3人。みんな妻子持ち。


みんなは普通に受け答えしていたけど、自分は曖昧に回答したので、すぐ「未婚」と見抜いたはず。


これまで通ってて、そんな話題になったことは一度もなかった。


前のイントラは博識だった。

レッスン中は、食事、睡眠、運動など、とにかく健康に関して、いろいろ豆知識を披露し、為になっていた。


それが今年になって一変。

スタジオに行くと決まって、


「お子さん、運動会どうやった?」

「夏休みは家族でどこへ?」


なんて話ばかり。自分は当然蚊帳の外。

話が振られるとしたら


「○さん(自分のこと)はいつも時間有り余ってるやろ?ここ来る以外何してはるの?」


自分はいつも適当に流していたけどね。

習い事をしてて、まさか「独身」をネタにイジられるとはね。煩わしくって仕方ない。


彼女は以前はスポーツクラブにいて、エアロビクスを教えていたそう。


「エアロに来る殿方は、オカマばっかりですわぁ~!鏡の一番前でクネクネして気持ち悪いわぁ~!ハハ!」


笑いを取ろうと、大袈裟に身振り手振りでモノ真似をしてみせる。

何度も聞いたよ!その話。

でもスタジオはいつも自分以外、大爆笑!


彼女は決まって

「あたしは関西出身だからオモロい女って言われる」

って言ってたけど、全然そう思えない。

ただ不愉快なだけ。やっぱり泉ピ○子だ。


彼女、実は何かコンプレックスというか、欲求不満、或いは「自分を認めて欲しい」っていう気持ちが強いようだ。


みんな本当に楽しいと思って来てるのかな?

それとも惰性?

或いは、家庭から一瞬でも離れたいのかな?


「大人の習い事」はそれぞれ思いがあるはず。


そんな雰囲気のまま1ヶ月が経過。

疲労回復とリラックス目的のはずが、行くたびにストレスと疲れが倍増。


(もう、やめようかな?)


だんだんそう思うようになった。


(でもなぁ、せっかく続けてきたからなぁ…効果はあるみたいだし)


それからさらに3ヶ月。

ある時、


「来週から仲間が3人増えます。お父様と小学生のお子さん2人です」


とインストラクターから突然報告。


(え?小学生が来るの?)


ここは、「大人がリラックスする場」を売りにしていたはず。


過去に子供同伴レッスンの希望があっても、前のインストラクターはそれを決して認めなかった。


でも新しいインストラクターになった途端にそれがあっさり破られようとしている。

まあ、一気に3人入れば、レッスン料が儲かるからだろう。


翌週からやってきた親子3人。

 

みんなに挨拶もなく、スタジオの真ん中をいきなり3人で占拠。

全く可愛げのない小学生の兄弟。

スタジオを走り回り、煩くて堪らない。


インストラクターときたら

「やっぱり子供は元気やね~!」と一言。


父親もニヤニヤしながら知らん顔。


レッスンが始まっても、兄弟同士ペチャクチャペチャクチャ!何しに来てるんだよ!


 メンバーも誰一人として何も言わず。

 爺ちゃんと婆ちゃんなんて、

「うちの孫みたいで可愛いわ!」だってさ


さらに自分が我慢出来なかったのは、

父親の強烈な体臭と口臭。


smells bad!!!


まるで下水というか沼?


父親が口を開き、動くたび、狭いスタジオの隅々まで、あっという間に悪臭が行きわたる。


嗅覚が鋭い自分には到底耐えられない


その後、数週間毎回耐えたけど、我慢も限界。どうせインストラクターに訴えたところで、


「独身だから子供の可愛さが分かんないんだね~」


なんて、平気で言い返されるに決まってる。


(もう退会決定!)

と強く決意し、5月に届けを提出。


ここは辞める2ヶ月前に退会届けを出さないといけないルール。

入る前に聞いて変だと思ったけど、まさか入る前から辞めることまで考えないからね。


退会届けを出してから7月になるまで、イントラの陰湿な嫌がらせが一段と酷くなった。


マットレスを自分だけ用意してもらえなかったり、一番端の冷房の効かない場所を指定されたり。


金を払って嫌な思いを続けるなんて、

ホントバカだと思われるかもしれない。

でも近所の人が一緒に通ってた手前、なかなか言いたいことも言えなくてね。


「大人の習い事」って、始める前は楽しいことしか考えないだろうけど、やめる時は結構面倒くさい。


まあ、自分みたいな目に遭うのは、滅多にないとは思うけど。


今回学んだ教訓

「やめる勇気」は大事だな、ってこと。